洗い過ぎは頭皮の臭いを強くする原因になるってホント!?
あなたはよく洗うことが頭皮の臭いを防ぐことだと思っていませんか?

確かに皮脂や垢などをそのままにしておくと菌が増えて臭いの原因になります。そのため、洗うことは臭いを防ぐには大切です。

しかし、洗い過ぎは逆効果と言えます。

なぜなら、洗い過ぎは頭皮を臭いを強くする原因になるからです。それだけでなくあらゆる頭皮トラブルの原因にもなるのです。

そこで、ここでは洗い過ぎが頭皮に与える影響について明らかにし、この洗い過ぎを避ける方法について紹介したいと思います。

菌や皮脂がまったくないことが清潔ではない!

頭皮の臭いを防ぐには、何よりも頭皮を清潔にすることが大切です。しかし、それは決して菌や垢、皮脂を残さず洗うという事ではありません。
菌や皮脂がまったくないことが清潔ではない!
例えば洗浄力が強いシャンプーや殺菌力が強いシャンプーで毎日ゴシゴシと洗う行為。これは一見清潔にしているようで、実はその逆のことをしていると言えます。

その理由は皮膚には臭いを作る菌だけでなく、表皮ブドウ球菌という常在菌も存在しているからです。

この常在菌は外部から来た病原菌やカビなどが皮膚上に住み着くのを防いでくれる大切な存在。常在菌によって雑菌が増えすぎるのを防ぎ、臭いの発生を抑えているのです。

ですから、もし常在菌が存在しなければ、空気中などいろいろなところに住み着いている病原菌が皮膚上で増殖し放題になってしまいます。

事実、医学的に清潔とは「常在菌と雑菌のバランスがとれていること」を意味しているのです。

また、皮脂は常在菌を増やしたり皮脂膜の形成に欠かせません。ですから、皮脂や菌が全く存在しないことが清潔とは言えないのです。

洗い過ぎは頭皮にとっていいことなし!

洗い過ぎは頭皮にとっていいことはありません。常在菌や皮脂を必要以上に除去してしまうことで頭皮トラブルを引き起こす原因になります。

洗い過ぎが頭皮に与える悪影響は以下の通りです。

頭皮に炎症を起こしやすくする

皮脂は臭いの原因ですが、それは古い皮脂であって新しい皮脂まで取ってしまうのは良くありません。

皮脂は皮脂膜という肌バリアを形成するための元です。皮脂膜によって頭皮はうるおいを保つことができます。このある程度のうるおいがあることによって外部からの菌の侵入を防いだり、頭皮への刺激を和らげています。

そのため、皮脂がなくなると細菌が繁殖しやすくなりますし、ちょっとした刺激にも敏感になり、炎症を起こしやすくなってしまうのです。

しかも洗い過ぎると頭皮がとてもスッキリします。そのため少し洗わないだけで脂っこくなったと思い、洗わずにはいられなくなります。このような負のスパイラルを起こし、慢性的に頭皮を乾燥させてしまうのです。

痒み、フケを多くしてしまう

皮脂には乾燥を防ぎ、外部からの刺激を和らげる働きがあります。そのため、洗いすぎは頭皮を乾燥させやすくします。

乾燥は頭皮のターンオーバーを乱し、フケや痒みを強くしてしまいます。そしてこれらが続くことで、頭皮の炎症や抜け毛などの新たな頭皮トラブルの原因になるのです。

常在菌が育ちにくくしてしまう

皮脂は常在菌の餌です。そのため、常在菌をを増やすには適度な皮脂が必要になります。ですが、頭皮を洗い過ぎると必要な皮脂までなくなり、常在菌が育ちにくくなります。

つまり、洗い過ぎは常在菌を減らすだけでなく、育ちにくくしてしまうことで頭皮の抵抗力を弱めてしまうのです。

すると、頭皮に外部からの菌が住み着きやすくなり、臭いが発生しやすくなります。そして、雑菌が増えやすくなることでフケや痒みなどの頭皮トラブルも引き起こしやすくなります。

洗い過ぎを避けて適度に洗うためのポイント

洗う頻度を少なくする!多くても1日1回!

常在菌はシャワーで洗うだけでも約80%がなくなり、シャンプーを使うことで95%なくなると言われています。その後常在菌は1日かけて何とか復活します。

なので、毎日朝と夜に2回洗うというのは明らかに洗い過ぎです。

以前私も毎日2回洗っていたのですが、その時は1日洗わないと頭皮がベタつき、頭の臭いを感じていた。痒みもあり、頭のてっぺんが少し薄くなっていました。

でも今は多くても1日に1回洗う程度です。2日に1回はシャンプーを使わないで洗っています。これを続けるようになって頭皮のベタつきが1日してもしなくなりました。

それに気になっていた薄毛もいつの間にかなくなったので、その効果は確かです。

シャンプーを使わずに「塩洗い」をする日を設ける

シャンプーを毎日使うと、常在菌が育ちにくくなります。なので、シャンプーを使わずに洗う日を定期的に設けましょう。ちなみに私は2日に1回は塩洗いで済ませています。
シャンプーを使わずに「塩洗い」をする日を設ける
シャンプーを使わなくてもお湯だけでも汚れは落とすことができますが、お湯だけだと垢に多く含まれるたんぱく質を凝固して固めてしまいます。

それを防ぐには塩が効果的なのです。塩にはタンパク質を溶かす作用があります。実際にこの作用は油やたんぱく質を洗うための食器洗浄機に使われています。

頭皮の状態を確認しながら塩で洗うベストな頻度を見つけるといいでしょう。

シャンプーは程よい洗浄力のものに替える

洗浄力が強すぎるシャンプーは洗った時はスッキリしますが、それは一時的な効果であって頭皮には良くありません。

頭皮にいいのは程よい洗浄力のアミノ酸シャンプーです。

アミノ酸シャンプーは、人の体を構成するタンパク質のアミノ酸を洗浄成分に使っているので、シャンプーの中で最も低刺激と言えます。

ただ、アミノ酸シャンプーでも一緒に石油系界面活性剤が入ったシャンプーもあるので注意しましょう。成分表示をよく見て何が使われているのかをチェックすることが大切です。
参考アミノ酸シャンプーは頭皮の臭い対策に効果的!

まとめ

洗浄力が強いシャンプーでゴシゴシと頭皮を洗うと、確かに雑菌を死滅させてくれます。しかし、これは同時に頭皮を守っている常在菌も一緒に死滅させ、臭いをより強くしてしまうのです。

しかも必要な皮脂まで取ってしまいます。皮脂がごっそり取れると何だかスッキリしますが、皮脂を根こそぎ取ってしまうことは決していいことではありません。これではさらに洗う回数を増やし、洗わずにはいられない頭皮にしてしまいます。

頭皮にいいのは「適度に洗うこと」です。適度に洗うことは頭皮を健康にするだけでなく、洗う回数も減ることでお財布にも優しくなります。また、環境にもいいです。

ただ、直ぐに頭皮が健康になるわけではありません。傷が治るのにはある程度時間が掛かるように、頭皮環境を正常に戻すのにもある程度時間がかかるのです。

これはどの程度今まで頭皮に負荷をかけてきたか、そして体質も関係してくると思います。

なので、適度に洗う事を実践しても少しの間は洗い足りなかったり、頭皮が脂っこく感じると思います。その時はやさしいシャンプーで洗ってあげればいいでしょう。

続けることで徐々に頭皮が健康になり、シャンプーで毎日洗わなくても大丈夫になってきます。

実際に洗い過ぎを避けることを実践してみれば頭皮への効果が分かると思います。頭皮の臭いで悩んでいる方は是非勇気を出して試してみてください。

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