便秘と頭皮の臭いの関係!腸内環境が頭皮に与える影響とは?
便秘になるとお腹が張ったり、痛かったりして気持ちが良くありませんよね。久しぶりに便意があると思って期待してもコロコロのうんち・・・・。まだお腹に残っている気がして気分も何だかスッキリしません。

そんな多くの人を悩ます便秘。実は頭皮の臭いにも関係してきます。

なんと、便秘は頭皮をクサくしてしまうのです。それだけでなく、便秘によって腸内が汚れることで頭皮環境が悪化し、抜け毛などの頭皮トラブルの原因にもなるのです。ですから、できるけ便秘を解消した方がいいでしょう。

そこで、ここではそんな厄介な便秘が頭皮の臭いをクサくしてしまう理由や腸内環境が頭皮へ与える影響、腸内をきれいにする方法について解説しています。キレイな腸を手に入れて健康な頭皮つくりと臭い対策に役立ててみましょう!

便秘によって頭皮が臭くなる?

なぜ便秘によって頭皮が臭くなるのでしょうか?それは主に2つの理由があります。

  • 汗や皮脂が臭くなるから
  • 頭皮環境が悪化することで抵抗力が落ちるから

ではどのように臭くなるのかを詳しく見ていきましょう!

汗や皮脂自体に臭いがするようになる

基本的に汗や皮脂にはほとんど臭いはありません。特に汗は99%が水分なので無臭といっていいでしょう。
参考良い汗と悪い汗の違い!頭皮が汗臭いのは悪い汗のせい?

しかし、汗や皮脂自体が臭くなることがあります。その一つが便秘による影響です。

便秘によって便が長時間腸内に留まると、異常発酵・腐敗によってアンモニアやインドール、スカトールといった悪臭物質が発生します。これらの悪臭物質が血液に入り込んで全身を巡って頭皮の汗腺や皮脂腺に届くと、クサイ汗や皮脂となって体外に放出されてしまうのです。

これら悪臭物質は普段、肝臓によって解毒されて体外に排出されています。そのため、多少の悪臭物質は発生しても問題ありません。

しかし、悪臭物質が多すぎたり、疲労や加齢などで肝機能が弱っていると、このようなクサイ汗や皮脂が分泌されるようになってしまうのです。

クサイ汗や皮脂は頭皮環境を悪化させる

便秘による影響で分泌された臭い汗や皮脂は頭皮環境を悪化させてしまいます。それは、汗や皮脂にアンモニアが多く含まれているからです。

頭皮は弱酸性を維持することで、雑菌の繁殖を抑制しています。しかし、便秘によって分泌されるクサイ汗や皮脂はアンモニアを多く含むので、頭皮をアルカリ性傾かせてしまいます。

雑菌はアルカリよりの肌環境が大好きです。そのため、臭いの原因である雑菌の繁殖が促進されてしまうのです。つまり、このクサイ汗や皮脂は、より臭いを生みやすい頭皮環境つくりに貢献しているわけです。

腸内環境の悪化は発毛や育毛にも悪影響が!

腸内環境の悪化は発毛や育毛にも悪影響が!
悪臭物質が混ざった血液は頭皮環境を悪化させるので、影響は頭皮の臭いだけではありません。発毛・育毛にも関わってくるのです。

毛髪は頭皮に流れてくる血液に含まれる栄養が、毛根部にある毛乳頭に届くことで育ちます。そして、この栄養の吸収は腸で行われています。

しかし、便秘などによって腸内環境が悪化してしまうと、この栄養の吸収がしずらくなってしまいます。髪の毛は脳や心臓などの生命維持を支える器官よりも優先順位は低いので、当然栄養が回ってくるのは最後です。そのため、発毛や育毛に必要な栄養が不足しがちになってしまうのです。

また、悪臭物質が多く混じった血液は、頭皮に良くありません。アンモニアやインドールなどは毒素です。そんな汚い血液が細胞に届いたらどんな頭皮がつくられるのかを想像してみて下さい。

免疫力が低く、肌荒れや乾燥、炎症など頭皮トラブルを起こしやすい頭皮になってしまうでしょう。よく腸内が汚れると肌に良くないと言われていますが、これは頭皮も同じなのです。

腸内をキレイするのに役立つ5つの成分で健康な頭皮へ!

便秘による腸内の汚れを予防するには、腸内環境を整えてくれる成分を積極的に摂取すると効果的です。これから紹介する5つの成分は、便意を促したり、腸内環境を整えるのに役立ちます。

食物繊維

食物繊維は消化されずに腸まで届き、蠕動運動を活発にしたり、善玉菌の餌になる働きをしてくれます。そのため、便秘予防には欠かせない存在と言えるでしょう。

また、食物繊維には水溶性と不溶性があり、働きの特徴が少し異なります。主な働きと代表的な食べ物をまとめると以下のようになります。

種類主な働き代表的な食べ物
不溶性水分を吸収して腸内で膨らむことで、便のカサを増し、便意を促す
  • イモ類
  • 大豆類
  • 野菜類
水溶性糖質の吸収や血糖値の上昇を抑えたり、毒素や老廃物を吸収してくれる
  • 海藻類
  • 果物
  • きのこ類

乳酸菌

整腸作用がある栄養といえば乳酸菌です。乳酸菌は腸内の悪玉菌の増加を抑制し、腸内細菌のバランスを正常に保ってくれます。

乳酸菌にもいくつか種類があり、種類によっては腸に届くまでに死滅してしまうと言われています。そのため、腸まで生きて届く乳酸菌を摂取することが望ましいと言えるでしょう。

強い乳酸菌の中で比較的取りやすいのが植物性乳酸菌です。乳酸菌というとヨーグルトのイメージがありますが、この植物性乳酸菌はキムチや漬物、味噌などの食べ物に多く含まれており、日々の食事で手軽に取ることができます。

特に日本人は昔から漬物や味噌はよく食べていたので、植物性乳酸菌は体質的にも合っているでしょう。昔の日本人には美肌の人が多いと言われるのもこの植物性乳酸菌のお陰かもしれませんね!

人間の体は60%が水分で構成されているため、水は生命維持にとっても欠かせない存在です。そのため、体の水分が不足すると、体外に排出される水分を抑えなければいけません。すると便に含まれる水分が不足して、硬くなって排便がしにくくなります。

特に食物繊維は水分を吸収することで膨れ上がり、腸の蠕動運動を活発にして便意を促します。そのため、水分不足では食物繊維の効果を発揮できません。

ですから、便秘の予防にはこまめな水分を補給することが必要と言えます。

できればミネラルウォーターがオススメです。ジュースなどは不純物が多すぎますし、糖分が多いので飲み過ぎると体に良くありません。できるだけ自然の水を摂取しましょう!

酵素

腸内では消化酵素がつくられており、これによって消化や分解をしています。そのため、酵素が不足すれば消化不良が起こり、宿便として便秘になりやすくなります。

酵素は体内でも作られますが、その量は限られているので、足りない分は食べ物から補うことが必要です。

酵素は果物や野菜全般に多く含まれています。ただ、酵素は熱に弱いので、生で摂取しましょう。ジューサーで野菜ジュースにすれば飲みやすくてオススメです!

オリゴ糖

オリゴ糖は腸まで吸収されずに届き、善玉菌の餌になります。善玉菌の栄養源であり、サポート役です。納豆や玉ねぎ、はちみつなどに多く含まれています。

中でも納豆は、腸内環境を整えるには最適と言えるでしょう。納豆にはオリゴ糖以外にも納豆菌という善玉菌が含まれています。この納豆菌は熱に強く栄養なしでも100万年以上生きると言われているまさに不死身の善玉菌です。なので、手軽にオリゴ糖を摂取するのであれば納豆をお勧めします。

また、オリゴ糖は食べても血糖値が上がりにくいので、ダイエット中でも安心です。

まとめ

便秘は悪臭物質を発生させて腸内を汚し、臭い汗と皮脂を分泌させたり、頭皮環境を悪化させて頭皮を臭くします。さらに、発毛や育毛にも悪影響を与え、抜け毛の要因にもなります。

腸内をキレイにするには、便意を促して便秘を解消することが一番です。そのためには、乳酸菌や食物繊維、オリゴ糖、酵素、水分を普段から積極的に取ることが必要と言えるでしょう。

キレイな腸にして健康な頭皮を手に入れましょう!

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