ビタミンEとビタミンCの効果で頭皮の臭いを予防しよう!
ビタミンEとビタミンCは、抗酸化作用が強いビタミンの代表といえる存在です。そのため、サプリメントだけでなく化粧品などでも使われている商品も数多くあります。そしてこの抗酸化力は「頭皮は活性酸素の増加で臭くなる!」でも紹介した通り、頭皮の臭い対策でも欠かせない存在です。

頭から古い油のような臭いやポマードのような臭い、40代からは加齢臭も頭皮からするようになります。これらは皮脂の酸化が原因です。また、皮脂の酸化は臭いだけでなく、ニキビやかゆみなどの要因にもなります。そのため、ビタミンEとビタミンCは頭皮の臭いを防ぐためにとっても役立つのです。

そこで、ここでは抗酸化物質の代表であるビタミンEとビタミンCの効果と摂取方法について解説したいと思います。

ビタミンEの効果と特徴

ビタミンEの効果と特徴
ビタミンEは強い抗酸化力があり、細胞膜が過酸化脂質や活性酸素によって酸化されるのを防ぐ働きがあります。

善玉コレステロールの酸化を防ぐので、動脈硬化の予防になります。血行促進の効果もあります。また、脳下垂体に働きかけて女性ホルモン女性の分泌を助けるので、生理不順や更年期にも効果的です。

そのため、ビタミンEが不足すると過酸化脂質ができやすくなり、動脈硬化や癌などの生活習慣病になりやすくなります。

ビタミンEには種類がある

ビタミンEと言ってもその中でも8種類に分けられます。大きく分けてトコフェロールとトコトリエノールに分かれており、構造の違いによってそれぞれにα、β、γ、δがあります。

中でも一番抗酸化力が強いのがα-トコフェロールで、体内にある90%がこの種類と言われています。なので、体の成分に一番近いビタミンEということですね。

ビタミンEの必要な摂取量は?上限はあるの?

ビタミンEの1日の必要摂取目安と耐容上限値は以下のようになります。

1日の摂取目安量6.5mg~8mg
耐容上限値650mg

摂取目安はビタミンE不足による欠乏症が出ない安全圏を示した値です。なので、老化防止や生活習慣病を予防するのであれば100mg以上摂るのがよいとされています。

ですが、ビタミンEは脂溶性のため取りすぎもよくありません。過剰症として吐き気や下痢、肝機能障害などの過剰症を起こすことが報告されているのです。

過剰摂取は逆効果!安全な摂取量はどのくらい?

昔はビタミンEには過剰症がないとされていましたが、最近の研究によるとそうでもないらしいです。

ある大規模研究では、ビタミンEのサプリメント(400 IU/日)を数年にわたり摂取した場合、前立腺癌の発症リスクが上昇する、という結果が出ました。

引用元:「統合医療」に係る情報発信等推進事業

400 IUとは国際単位です。天然のビタミンEで268mgで、合成のビタミンEで400mgになります。なのでこの値を超えないようにした方が安全です。

ですが、食事であればそこまで心配する必要はないと思います。例えば、アーモンドには100g当たり31mgのビタミンEが含まれていますが、毎日860g以上食べなければこの値を超えません。

100g食べるだけでも大変です。それに、こんなに食べたらビタミンEの過剰症以外で悪影響がありそうですね・・・。

また、サプリメントにおいても日本国内で売られているサプリメントのほとんどは基準値以内に収まっています。そのため大量に飲んだりせず、正しく飲んでいれば過剰症の心配はありません。

心配であればビタミンEのみのサプリメントは避けることです。含有量が高いのはビタミンEのみのサプリメントなので、ビタミンEの他にもいろいろな栄養が含まれているサプリメントであれば1粒に含まれる含有量も少なくなります。

効果的に摂取するポイント

ビタミンEは脂溶性なので油と一緒に摂取すると吸収されやすくなります。また、他のビタミンCやビタミンAと一緒に取ることで抗酸化力がアップします。中でもビタミンCは、独自の抗酸化作用だけでなく過酸化脂質による細胞の酸化を防ぐことで失ったビタミンEの抗酸化力を元に戻す働きもあるのです。

ただ、ビタミンEは時間が経つと酸化してしまい、抗酸化の力を発揮することができません。できるだけ鮮度にこだわりましょう。

ビタミンEを多く含む代表的な食べ物と含有量

ビタミンEが多く含まれる代表的な食べ物は以下のようになります。含有量はα-トコフェロールが含まれている値です。

食品名100g当たりの含有量(mg)
アーモンド31.0
ひまわり油38.7
アンコウの肝13.8
モロヘイヤ6.5
かぼちゃ4.9

ビタミンCの効果と特徴

ビタミンCの効果と特徴
ビタミンCは、肌のハリに影響しているコラーゲンの生成に不可欠な栄養です。また、シミの元であるメラニン色素の生成も防ぐ働きもあるので美容対策で欠かせません。

ビタミンCにもビタミンEと同様に過酸化脂質の生成を抑えてくれたり、動脈硬化や生活習慣病を予防するほどの高い抗酸化作用があると言われています。さらに、体の免疫力を高める作用や自らがウイルスと戦うこともするのです。

そのためこの皮膚の健康維持や抗酸化作用をもつビタミンCは、頭皮の臭い対策でも欠かせない栄養のひとつと言えます。

必要な摂取量は?取りすぎても大丈夫?

ビタミンCの1日の必要摂取目安と耐容上限値は以下のようになります。

1日の摂取目安量100mg
耐容上限値特になし

ビタミンCは水溶性のため、摂取しても2~3時間程度で体外に排出されてしまいます。そのため、過剰症の心配はありません。

それを聞いて「思うお存分ビタミンCを取るぞー」と思ったあなた!残念。そんなにたくさん摂取しても意味がありませんよ。

ビタミンCは体内にいくら入っても400mgで飽和状態になると言われています。そのため一度に大量に摂取してもただ外に排出されてしまうのです。それに、1日に10g以上摂取すると一時的に下痢になったりすることもあるようです。10gなんて摂取する人はまずいないと思いますが・・・。

ですので、一番効果的なのは毎日欠かさず摂取することです。継続することで効果も持続します。

効果的に摂取するポイントは?

ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすい性質があります。例えば、キャベツを切ってから水にさらしただけで約15%ものビタミンCが流れてしまうと言われています。ですので、先に水洗いしてから野菜を切るようにしましょう。

そして、熱にも弱いのでできるだけ生で摂取できる食品がおすすめです。もし熱を加える場合は手早く調理してできるだけビタミンCが破壊しないようにしましょう。

また、ビタミンCもビタミンE同様に酸化しやすいのでできるだけ新鮮なうちに摂取するものポイントです。

ビタミンCを多く含む代表的な食べ物

ビタミンCを多く含む代表的な食品は以下のようになります。

食品名100g当たりの含有量(mg)
赤ピーマン170
菜の花130
ブロッコリー120
レモン100
70

ビタミンCと言うとレモンのイメージがありますが、実はそんなに多く含まれている訳ではないみたいですね。

まとめ

ビタミンCとビタミンEは頭皮の臭い対策だけでなく、健康や美容対策にも効果的な抗酸化物質です。ですが、体に良いからといって摂り過ぎもよくありません。

これはどんな無害だと言われている食べ物でも同じだと思います。適度な量が一番です。

また、抗酸化物質にはビタミン以外にポリフェノールもあります。ポリフェノールの抗酸化作用も非常に強いので注目の栄養です。

抗酸化物質をうまく使って頭皮の臭いを防ぎましょう!

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