BOTANISTは株式会社l-neがつくるボタニカルシャンプーシリーズです。

市販品なのでいたるところに売っており、だいたいのスーパーや薬局で手に入れることができます。そのため、ボタニカルシャンプーと言えばこのシャンプーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。それくらい知名度が高いシャンプーですね。

BOTANISTのシャンプーはいくつかの種類がありますが、今回は「ボタニカルシャンプー(モイスト)」について解析・口コミから評価します。

BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)の特徴

メーカー株式会社l-ne
価格・容量1,512円(税込)/490mL

まずはBOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)がどんなシャンプーなのかを超ざっくりと紹介します。まとめると以下の通りです。

特徴

  • 低刺激で洗浄力は高い方
  • こだわりの植物由来成分配合
  • 華やかさ彩るアプリコットとジャスミンのダブルフレグランス
  • 頭皮ケアよりもヘアケア寄り
  • 手に入れやすい市販品

無添加処方の内容は以下の通りです。

  • 石油系界面活性剤
  • シリコン不使用
  • 合成着色料不使用

無添加にこだわっているオーガニックシャンプーに比べると少し物足りなさを感じますね。ですが、単純に無添加の項目が多ければすばらしいシャンプーだとは言えません。やはりどんな成分を使っているかが重要ですからね。一つの参考と言うことで見ておきましょう。

BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)の成分を解析

ではこのシャンプーの成分を解析していきます。全成分は以下の通りです。

全成分表
水、グリセリン、コカミドプロピルベタインココイルメチルタウリンNaラウロイルメチルアラニンNaラウラミドプロピルベタインラウロイルサルコシンNaラウレス‐4カルボン酸Naココイルグルタミン酸Naデシルグルコシド、グリチルリチン酸2K、サトウキビエキス、セラミド2、PEG‐30フィトステロール、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、コカミドMEA、リンゴ酸、ポリクオタニウム‐10、エタノール、BG、DPG、セテアレス‐60ミリスチルグリコール、PPG‐4セテス‐20、EDTA‐2Naメチルイソチアゾリノンメチルクロロイソチアゾリノン、香料

注意したい成分

注意したい成分は全成分表の赤字で記した成分です。まとめると以下の3つです。

  • EDTA-2Na
  • エタノール
  • チアゾリノン系防腐剤

エデト酸は旧表示指定成分なので紹介しておきます。ただ、単純に旧表示指定成分だからといってダメということではないです。EDTA-2Naはエデト酸の中でも刺激性が非常に弱く、有毒性がほとんどないことが分かっています。適正量であれば皮膚刺激性がありません。有名な刺激が強いEDTA-4Naとは別物なんです。それにキレート作用や菌を抑制働きがあるので、製品の品質維持に大切な成分と言えます。ですが、安全性が高いと言っても、なるべく避けたい成分に変わりありません。

エタノールは防腐剤として使われたりしますが、植物エキスの抽出時に微量混じることがあります。BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)の場合だと、成分表の1%以下であろう後ろの方にエタノールが表示されているので、植物エキスの抽出時に混じったのだと思われます。エタノールは刺激はほとんどないんですが、エタノール配合商品が肌に合わないという方は避けた方がいいかもしれませんね。

メチルクロロイソチアゾリノンとメチルイソチアゾリノンというチアゾリノン系防腐剤が使われています。こちらの成分は強めの防腐剤です。使用量が多くなければ問題ないですが、念のため皮膚炎を起こしている方や頭皮トラブルを抱えている方は注意した方がいいでしょう。ただ、シャンプーは付けっぱなしでなく、すぐに洗い流すので、個人的にはそれほど問題ないと思います。

どれも使用量を守っていれば毒性や刺激性が低い成分ですが、人によっては合わない方もいると思いますので、過去にアレルギーを起こしたことがある方や心配な方は、一度パッチテストで確認してから使用すると安心して使えると思います。

洗浄成分に関しての解析

BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)の洗浄成分は、以下の8つで構成されています。

  • コカミドプロピルベタイン
  • デシルグルコシド
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルメチルタウリンNa
  • ラウラミドプロピルベタイン
  • ラウロイルサルコシンNa
  • ラウレス-4カルボン酸Na
  • ココイルグルタミン酸Na

ベースになっている洗浄成分は両性界面活性剤のコカミドプロピルベタインです。低刺激でやさしい洗い心地が特徴で、コンディショニング効果も合わせ持っているけっこう優秀な界面活性剤です。

ただ、これだけだと洗浄力不足が否めませんので、他の結構洗浄力高めの洗浄成分を組み合わせて補っています。中でも高級アルコール界面活性剤のラウレス-4カルボン酸Naは低刺激ですが、高い洗浄力がありますし、ラウロイルサルコシンNaは一応アミノ酸系界面活性剤ですが、硫酸系と同等の洗浄力があると言われている洗浄成分です。デシルグルコシドは皮脂をしっかり落としてくれます。

こんな感じで洗浄力が高めの成分をサブで組み合わせて、メインの洗浄成分であるコカミドプロピルベタインの洗浄不足を補っている感じです。そのため、結構汚れをガッツリと落としてくれるシャンプーと言えます。脂性タイプの方でも十分対応できるでしょう。ただ、乾燥タイプの方は少し注意が必要かもしれません。

頭皮・毛髪ケアに役立つ成分の解析

BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)の頭皮・毛髪ケアに役立つ成分は以下の通りです。

  • 保湿成分
  • グリチルリチン酸2k
  • PEG-30フィトステロール

特に際立った特徴はありませんが、平均的に頭皮・毛髪ケア、使い心地が考慮されているシャンプーという印象。ガッツリ頭皮ケアしたいという方には物足りなさを感じます。まぁそもそもこのシャンプーは、スカルプ専用ではないので当然ですが。

解析の詳細

保湿成分について

保湿成分については以下の通りです。どれも刺激がなく安全性が高い成分になります。

グリセリン、サトウキビエキス、セラミド2、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、DPG

グリセリンは成分表の真っ先にあるので一番配合量が多いですね。さらに他の保湿成分を補助してくれるDPGを加えることで保湿効果を高めています。モイストと言うだけあって、けっこうしっとりとするシャンプーと言えます。

グリチルリチン酸2kが配合している

グリチルリチン酸2kって聞くとケミカルな名前なんで、「大丈夫?」って思う人も多いでしょう。しかし、この成分は漢方でも使われる甘草の根に含まれており、刺激も少なくやさしい成分です。抗炎症作用があり、頭皮環境を整えるのに役立ちます。

大豆からつくられるPEG-30フィトステロールが配合

PEG-30フィトステロールもグリチルリチン酸2kと同じくすごいケミカルな名前ですね。ですが、これは大豆からつくられる成分なんです。刺激性もありません。ヘアコンディショニングの働きをしてくれる成分なので、髪にいいです。

BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)の口コミまとめ

アットコスメでの口コミをいい評価と悪い評価でそれぞれまとめました。アットコスメでの口コミ評価は4.7でした。(2018/12/13調べ)maxが7なので評価はいい方だと思います。

悪い評価の口コミ

20代女性 混合肌

話題になっていた時期に使ってみました。シャンプーで合わないと感じたことはなかったのですが、これは全く合いませんでした(;_;)

髪も頭皮もなんとなくベタっとした感じになってしまい、2日くらいお風呂入ってない?みたいなじっとり感でした。
香りは好きだったので残念でした。

30代女性 乾燥肌

超乾燥頭皮の持ち主ですので、モイストを使いましたが、合いませんでした。

髪の毛はぺたっとした感じで全体的にボリュームダウン、トップまでボリュームダウン、その割に頭皮の乾燥は抑えられず…

使用感がイマイチだったので、スムースタイプに変更し1年程継続して使いましたが、両タイプ通してかゆくなりやすかったので、使用をやめました。

私には合わなかったな。残念

30代女性 敏感肌

ボタニカルシャンプーで髪や頭皮にも優しいと思い使用し始めました。
使用していくうちに確かにモイストと言うとおりしっとりし香りもいいのですが、べったりした感じが残ってしまい重たい仕上がりになりました。
しっとりサラサラを求める場合はおススメしません。

いい評価の口コミ

30代女性 乾燥肌

シャンプーのみの使用ですが、泡立ちがとてもいいシャンプーで、洗い上がりもきしむことなく、しっとりしてます。
香りも好きです。

20代女性 敏感肌

クチコミでの評判が良かったため購入。シャンプーを愛用しています。ツヤのある仕上がりで指通りも滑らかです。ヘアカラーで傷みパサついた髪が随分修復されました。今後も長く使用したいと思います。

20代女性 普通肌

何回もリピしています!!ここ何年かずっと使用しています。
ベタつくという口コミも見かけますが個人的には全く気になりません。
シャンプーは泡立ちが良くとても柔らかいです。
トリートメントはスッと浸透する。流した後スッキリさっぱりする感じ。
髪が硬くて太い私でも指通りなめらかでしっとりした仕上がりになります!
匂いもキツくなく気に入ってます。

口コミの傾向から分かること

悪い評価の傾向ではベタつくという口コミが多い傾向にありました。これはグリセリンを多く使っているからかもしれませんね。ただ、乾燥肌タイプの方で頭皮が乾燥するという相反する口コミもいくつかあり、やはり肌の体質はひとそれぞれなので、使ってみないと自分の場合はどうなるか分かりませんね。

とはいえダメージヘアの人でもツヤのある仕上がりという口コミもあるので、しっとり系の傾向にあると言えるでしょう。

いい評価の口コミでは泡立ちのよさ、仕上がりの良さを評価している口コミが多かったです。また、敏感肌タイプの方でも刺激があるという口コミが目立たなかったので、注意すべき成分であげた成分などに懸念点が特になければ、刺激を感じるという可能性は低そうです。

以上のことからBOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)は、洗い心地・低刺激性という点において満足できるシャンプーと言えるでしょう。

まとめ:BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)は低刺激で洗浄力が高めのシャンプーを求める方におすすめ

BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)は、低刺激で洗浄力高めのシャンプーを求める方におすすめです。脂性タイプの方でも洗浄力不足を感じにくいと思います。ただ、1日に2回洗う方や乾燥タイプの方には少し洗浄力が高すぎるかな?と感じるシャンプーかもしれません。

また、植物成分を使ったシャンプーを使って見たいという方にも、市販という手に入れやすさと価格からおすすめです。

逆におすすめしない方は頭皮ケアやスカルプケアが目的の方です。やはりスカルプ目的ではないので、他のスカルプ系を押し出しているシャンプーよりも頭皮ケア成分への物足りなさはあります。そのため低価格を実現できているんだと思いますが。

BOTANIST ボタニカルシャンプー(モイスト)はガッツリ頭皮ケアを徹底したい方、天然由来にとことんこだわる方でなければ、十分満足できるシャンプーなのではないでしょうか。

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