抜け毛の本数ってどのくらいがボーダーライン?
薄毛が気になりだすと毎日抜ける毛の本数で不安を感じることがあるかもしれません。

ここでは抜け毛の本数のボーダーラインや、どのような抜け毛が薄毛を進行させているのかについて紹介していきます。

毎日ある程度の抜け毛があって当たり前

毎日ある程度の抜け毛があって当たり前
シャンプーで髪を洗っていると髪の毛がたくさん抜けていることに気が付くと思います。もしかして薄毛なのではないかと感じるかもしれません。

しかし、多少の抜け毛はあって当たり前。決して薄毛が進行しているとは限りません。毎日一定量の抜け毛が生じるのは、人間の毛が常に成長と衰退を繰り返しているためであって毛根が生きている証拠です。

毛の成長は毛周期と呼ばれるサイクルによって管理されています。毛周期には成長期、退行期、休止期の3つの成長過程があります。

  1. 成長期:髪の毛が細胞分裂を繰り返す期間
  2. 退行期:細胞分裂が止まり、毛乳頭と毛の結合が緩む期間
  3. 休止期:毛が抜け落ちる期間

これらのサイクルを繰り替えいています。髪の毛の場合はこの周期が3年から4年で周っています。一度髪の毛が抜けてしまっても頭皮の中では新しい髪の毛がスタンバイしているため、頭髪の量をキープすることができるのです。

つまり、休止期に入った髪の毛は抜こうとしなくとも自然と抜け落ちる仕組みとなっています。このため髪の毛が抜けるということはごく自然なことであり、髪の毛が抜け落ちたからといって悲観するものではありません。

1日の抜け毛の本数はどのくらいなら大丈夫?

体毛の成長は部位によって異なったり、個人差が生じたりしますが、髪の毛の場合はおおよそ1日に50本程度抜け落ちると言われています。50本程度の抜け毛であればごく自然な現象であり、薄毛の兆候ではありません。

しかし、1日に抜ける毛の本数が200本~300本を超えるようであれば、薄毛の兆候を心配したほうがいいでしょう。

また、季節によっても抜け毛の本数は変化することがあります。特に抜け毛が多くなる季節は秋です。これは直前の夏に肌への刺激が多くなるためだと言われています。

夏は紫外線が強く、汗をかきやすいため、頭皮はダメージを受けやすくなります。すると髪の毛が抜けやすくなるので、秋に入ったころに抜け毛が増えてしまうというわけです。

ですが、頭皮にダメージを受けていることに違いはありません。できるだけ頭皮に直接紫外線が当たらないようにしたり、頭皮ケアの徹底をしましょう。

本数だけではない!こんな特徴の抜け毛に注意して!

本数だけではない!こんな特徴の抜け毛に注意して!
抜け毛の本数によって頭皮の健康度合いをある程度知ることは可能です。しかし、症状によっては抜け毛の本数が少なくとも注意しなければならない状況があります。

抜け毛が他の毛よりも短く細い

抜け毛の太さや長さにも注目しましょう。自然に抜け落ちる毛は十分に成長しているはずなので、ある程度の太さと長さがあるはずです。

しかし、抜け毛が他の毛と比べて明らかに細かったり、短い毛の場合は十分に成長期を終えないで退行期以降になっている可能性があります。つまり、ヘアサイクルが乱れている証拠なのです。

ヘアサイクルが乱れると新しい毛が育つ前に抜け落ちてしまうので、当然時間と共に薄毛になります。

毛根が根棒状にならずに細い

ヘアサイクルをまっとうした正常な抜け毛は、毛根がマッチ棒やこん棒のように膨れています。

しかし、毛根が細くなっていたり、収縮している場合は異常脱毛をした毛です。末端に細い付着物(未角化の根鞘)がある場合や皮脂の塊が付いている場合は、髪の成長サイクルが乱れた証拠と言えます。

十分に寿命を終えていないことから、何らかの異常によって抜け落ちてしまったことが考えられます。

極端に抜け毛が少なくなる

1日に髪の毛が一定量抜け落ちることは正常なことです。そのため、逆に髪の毛の抜ける量が極端に少なくなった場合も注意が必要です。

髪の毛の抜け落ちる量が少なくなるということは、毛周期が正常に機能していない証拠となります。毛は生え変わることで本数を維持できるので、極端に抜け毛が少なくなるということは新たな毛がないということです。

これは薄毛になる前の段階と言えるでしょう。実際に薄毛になる前に抜け毛が極端に少ない時期があったと感じる人が多いと言われています。

薄毛は毛周期の乱れによって生じるものですから、抜け毛の本数が多いことも少ないことも注意するべきなのです。

抜け毛の確認は入浴時にしてはいけない

抜け毛の確認は入浴時にしてはいけません。なぜなら、その毛が頭皮の毛なのかそれとも別の場所の毛なのかが確認できないからです。

それに頭髪であったとしてもシャンプーなどで毛根についている皮脂や根鞘(こんしょう)が落ちてしまいます。これでは正確な情報が得られません。

抜け毛の確認をする時は、入浴後のブラシや手でとかしたときに自然に抜け落ちた毛で調べます。本数はだいたい20本程度で十分です。シャンプー時の抜け毛は、1日に抜ける毛が問題ないかを確認する程度でいいでしょう。

まとめ

抜け毛の本数を気にすることは頭皮の健康を知る上で必要になります。ですが、過信してはいけません。

少しでも頭皮の環境に変化があった場合は、その原因を解消することが必要と言えるでしょう。

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