頭皮は活性酸素の増加で臭くなる!
活性酸素と言うと体を老化させ、いつまでも若くいたいという願いを邪魔する大敵というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。そのため頭皮の臭いと何の関係があるのか?と思うかもしれません。

しかし、多すぎる活性酸素は頭皮を臭くしてしまう原因にもなるのです。体の老化だけでなく頭皮も臭くなるなんて・・・。こりゃ、たまったもんじゃありませんね。

そこで、その活性酸素が頭皮を臭くする理由とその対策方法について解説したいと思います!

なぜ活性酸素が頭皮を臭くするの?

活性酸素は悪いものというイメージがあるかもしれませんが、活性酸素は体内に入ってきたウイルスや有害物質などを退治したり解毒するときにも使われています。そのため体にとって必要な存在なのです。

しかし、多すぎると体に悪影響を与えます。細胞を攻撃して体を錆びさせてしてまうのです。これがよく言われる体の酸化です。

体を構成する水分やタンパク質、脂質の中で最も酸化されやすいのが脂質と言われています。皮脂の原料はこの脂質です。そのため、皮脂は活性酸素によって酸化されやすい成分なんです。

活性酸素によって皮脂が酸化されると、同じく酸化させる力が強い過酸化脂質という物質が生成されます。「頭皮からの古い油の臭いがするのは皮脂の酸化が原因?」でも紹介した通り、この過酸化脂質の発生によって臭い成分が大量に発生したり頭皮環境が悪化することで強い臭いを放つのです。

なので、活性酸素が増えればそれだけ頭皮の臭いもキツくなります。

しかも頭皮は体の中で皮脂を分泌する皮脂腺が一番多く存在する場所です。なんと顔のTゾーンの2倍以上!そのため、活性酸素が頭皮の臭いに与える影響も大きいと言えるでしょう。

活性酸素を増やす要因は?

私たちの体は酸素によって生かされています。呼吸には酸素が必要ですし、食べ物を消化するときにも燃焼で酸素を使います。また、活性酸素は体内に入ってきたウイルスや有害物質などを退治したり解毒するときにも使われます。

そのため酸素の使用によって発生する活性酸素を完全に無くすことは不可能であり、生きていくためには少なからずなくてはならない存在です。

しかし、できるだけ活性酸素の発生を抑えることはできます。そのためには活性酸素を増やす要因を知り、避けることです。

食べ過ぎ

食べ物は体に入ると栄養にされて吸収されます。この時の燃焼で酸素を使います。そのため食べ過ぎは酸素を大量に消費して活性酸素を増やすことになるのです。

食品添加物や農薬

多くの食品には食品添加物が使われていますし、野菜であっても農薬が残っている食材もあります。これらは体にとって毒素であり、体は解毒しなければいけません。この解毒でも活性酸素が発生するのです。

お酒の飲みすぎ

適度なお酒はストレス解消や血行促進効果があるのでいいのですが、飲みすぎはよくありません。アルコールも体にとっては毒素です。肝臓で分解するときに活性酸素が発生します。

喫煙

タバコにはニコチンやタールなど毒素がいっぱい含まれています。それに活性酸素である過酸化水素も含まれており、活性酸素を吸っていると同じです。

激しい運動

適度な運動は健康にいいですが、激しい運動はよくありません。酸素をたくさん消費して活性酸素を増やします。

ストレス

強いストレスを受けると、ストレスに対抗するために体内で副腎皮質ホルモンという抗ストレスホルモンが分泌されます。このホルモンを合成・分解するときに活性酸素が発生してしまうのです。

睡眠不足

睡眠は体の細胞を修復したり、脳の働きを整理・休ませたりと身体の健康維持に大切な働きをしてくれます。さらに睡眠は活性酸素の除去にも貢献してくれます。抗酸化物質のアミノ酸の一種「グルタチオン」という成分が分泌されるのです。睡眠を軽視してはいけませんね。

排気ガスや汚染された空気

排気ガスや汚染された空気は体にとっては毒素です。解毒の際に活性酸素が発生します。

活性酸素による影響を減らして頭皮の臭い対策

活性酸素が頭皮を臭くする原因であり、活性酸素を増やす要因も分かりました。では活性酸素による影響を減らすにはどうしたらいいのでしょうか?

活性酸素による影響を減らすには体の抗酸化力を高める

活性酸素を増やす要因を少なくして、発生を抑えることは大切ですが、それだけでは不十分と言えます。なぜなら、もともと体に備わっている酸化を防ぐ抗酸化力は年齢とともに衰えていくからです。40代前後から急激に減少してしまうのです。
活性酸素による影響を減らすには体の抗酸化力を高める
そのため、どうしても年齢が高くなるに連れて、若い頃と同じ量の活性酸素でも受ける影響が大きくなってしまいます。

なので、活性酸素による影響を減らすには、活性酸素を増やさないことと一緒に、衰えた体の抗酸化力を高めてあげることが大切なのです。

抗酸化力を高めるには?

人間には体内に備わっているスーパーオキシサイドディスムターゼ(SOD)やカタラーゼと言った酵素と体外から摂取するビタミンEやビタミンCと言った抗酸化物質があります。これら2つの機能が体の抗酸化として働いているのです。

ただ、抗酸化の酵素は分子が大きく、熱に弱いので食べ物から摂取しても吸収されないと言われています。

なので体の抗酸化力を高めるには抗酸化物質が効果的です。例えば、ビタミンEやビタミンC、ビタミンB2、ポリフェノール、カテキン、タンニンなどがあります。
抗酸化力を高めるには?
ビタミン類は緑黄色野菜や柑橘類、植物油に多く含まれています。
ビタミンEとビタミンCの効果で頭皮の臭いを予防しよう!

ポリフェノールは植物の樹皮や種などの苦味成分です。カテキンやタンニンはお茶類や柿渋、ワインに含まれています。柿渋は渋すぎて食べれないのでサプリメントで摂取するのがおすすめです。

これらを多く含む食事やサプリメントを毎日続けて取り続けることで、体の抗酸化機能が高まり、活性酸素による影響を小さくすることができるでしょう。

また、抗酸化成分が入った頭皮オイルやシャンプーを使えば、直接皮脂の酸化を防いでくれるので速攻性があります。頭皮の健康維持と臭いの発生予防には欠かせないアイテムと言えるでしょう。

まとめ

多すぎる活性酸素は皮脂を酸化させて頭皮を臭くします。それだけでなく体を老化させ、心筋梗塞やガン、糖尿病など生活習慣病の原因でもあります。まさに健康な頭皮の臭いは、健康な体から放たれると言えるのではないでしょうか。

活性酸素を発生させる要因を減らすと同時に体の抗酸化力を高め、頭皮の皮脂酸化による臭い対策をしましょう!

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