正しいシャンプーのやり方はできていますか?多くの方が自己流でなんとなくやっているのではないでしょうか?

しかし、頭皮のことを考えるのであれば正しいシャンプーのやり方は重要です。なぜなら間違ったシャンプー方法は頭皮のトラブルを引き起こす要因になるからです。

また、せっかくいいシャンプーを使っていても間違ったシャンプー方法ではその恩恵も受けられません。そのため、正しいシャンプーのやり方をマスターすることが頭皮ケアの第一歩であり、基本と言えます。

そこで頭皮ケアをするために欠かせない正しいシャンプーのやり方について紹介します。

間違ったシャンプーのやり方は頭皮トラブルのもとに

間違ったシャンプーのやり方は頭皮トラブルのもと
間違ったシャンプーのやり方はあらゆる頭皮トラブルのもとになります。なぜなら、間違ったシャンプーの方法は頭皮環境を悪化させてしまう恐れがあるからです。

頭皮環境の悪化の要因として頭皮に備わっているバリア機能の低下があります。このバリア機能は外からの菌の侵入を抑えたり、頭皮に存在する雑菌の増殖を抑えたりしてくれる機能です。そのため、このバリア機能の低下は雑菌の抑制や菌の侵入を抑える力を低下させてしまいます。

雑菌が増えれば臭いの元になりますし、炎症やフケ、痒みの要因にもなります。さらに痒みによって掻いて頭皮を傷つければそこから菌が入り込んでさらなる炎症を引き起こしたり、皮膚を守ろうと皮脂の分泌過多になります。まさに負のスパイラルですね。

したがって間違ったシャンプーを続けることはあらゆる頭皮トラブルを引き起こす要因になるのです。そのため、たとえ頭皮にいいシャンプーを使っていても洗い方が間違っていてはせっかくの効果を台無しにするどころか逆効果になることもあります。

こんな洗い方は避けよう!間違ったシャンプーのやり方の特徴

間違ったシャンプー方法は避けよう
ではどのようなシャンプーが間違った方法なのか?それは4つの特徴があります。

  • 洗いすぎ
  • 洗い残し
  • 頭皮傷つける
  • 髪の毛だけを洗う

洗いすぎ

洗い過ぎは頭皮に備わっているバリア機能を低下させる大きな要因です。

頭皮には臭いの元となる雑菌やカビの繁殖を防いでくれる善玉の常在菌が存在しています。また、皮脂膜という皮脂が膜を張って潤いを保ったり、雑菌の侵入を防いでくれているバリア機能もあります。頭皮の洗いすぎは雑菌だけでなく善玉の常在菌も死滅させてしまいます。さらに、必要な皮脂までも除去してしまうので皮脂膜の形成がうまくいかなくなります。しかも皮脂膜は善玉常在菌のエサでもあるので、皮脂膜がうまく形成されないということは、常在菌が育ちづらい頭皮環境になるということです。雑菌が増えるには最高の状態と言えるでしょう。

1日に何度も洗ったり、強い洗浄力のシャンプーで洗うことは洗い過ぎを引き起こすので気を付けましょう。

洗い残し

かと言って洗い残しもよくありません。酸化した皮脂や垢、フケが毛穴につまった状態だと、そこに雑菌やカビが繁殖して臭いや炎症を起こして頭皮トラブルを起こします。毛穴がつまると皮膚の呼吸もできなくなるので健康な毛髪も育ちにくくなるという悪影響もあります。

頭皮を傷つける

頭皮を傷つけてしまうと傷口から雑菌が入ったり、炎症を起こしたりしてしまいます。また、炎症や傷がつけば頭皮を守ろうとして皮脂の分泌が促され、皮脂の分泌過多に陥りやすくなります。

髪の毛だけ洗う

髪の毛だけ洗って頭皮への洗い方が不十分だと古い皮脂や雑菌が頭皮に残ったままになり、頭皮トラブルのもとになります。それに頭皮ケアにいいとされるシャンプーには血行促進や育毛成分などの成分が含まれているので、頭皮にしっかりと浸透させてあげないと意味がありません。

確かに髪の毛の汚れも気になるかもしれませんが、ほとんどの髪の毛についた汚れはシャンプー前のブラッシングや最初のすすぎを十分に行うことで落とすことができます。たとえ落ちにくい整髪料が付いていても、後に紹介するやり方で対応ができます。

シャンプーの語源には「頭皮マッサージ」という意味がある通り、髪の毛をメインにして洗うのではなく、頭皮をマッサージすることを意識するように洗いましょう。

正しいシャンプーのやり方!3つのポイント

正しいシャンプー方法3つのポイント
正しいシャンプーのやり方は難しいテクニックや特別時間を掛けるわけではありません。そのため気軽に実践できると思います。

細かい手順をなくしてしまえば、主なポイントは3つです。

正しいシャンプーのポイント
  • 基本的に2度洗い(頭皮の状況によって1度だけでもOK!)
  • とにかくすすぎに時間を掛ける
  • 頭皮をマッサージするように洗う

最低限これらのポイントをしっかりと抑えれておけばOKです。

1回目のシャンプー手順

1回目のシャンプーは主に髪の毛についた整髪料などの汚れを落としたり、毛穴の汚れを浮かせることがメインになります。そのためそれ程念入りに洗わずに、洗浄液もそんなに使わないのがコツです。

髪の毛をよく濡らして汚れを落とす

ここである程度汚れを落とします。コームやヘアブラシを使えばより効果的にフケや汚れを落とすことができます。

少量のシャンプー液を頭皮で泡立てる

最初のすすぎで落とし切れなかった汚れや頭皮についた汚れをある程度落とします。それほど時間をかけずに軽く洗うだけで大丈夫です。

髪の毛全体に馴染ませたら洗い流す

全体に馴染んだようなら泡をすすいで流します。

2回目のシャンプー手順

2回目のシャンプーは、汚れを取るというよりも頭皮をマッサージすることを意識します。

シャンプー液を頭皮で泡立てる

1回目よりもよく泡立てましょう。きめ細かい泡を作ることで毛穴につまった汚れも取れやすくなります。

髪全体に馴染ませたら頭皮マッサージをする

頭皮を摘んだり、揉んだりして頭全体をマッサージします。マッサージすることで毛穴の汚れを浮かせることができますし、頭皮の血行も促進にも効果的です。

すすぎは頭皮マッサージの2倍程度時間をかける

洗い残しによる石鹸カスは雑菌の餌になります。それに使っているシャンプー液によっては頭皮にダメージを与え、頭皮環境を悪化させる原因にもなりかねません。泡が落ちただけでは不十分です。すすぎには一番時間をかけるように意識するくらいが丁度いいと思います。

仕上げにコンディショナーやトリートメントを使う

髪の毛のキューティクルは濡れている時が一番傷つきやすいと言われています。髪の毛が傷つくと臭い成分や雑菌が入り込み、それが臭いの発生源になります。なので、シャンプーをした後にコーティング作用があるコンディショナーを使ったり、髪に栄養を補強してくれるトリートメントを使って髪の毛を修復してあげると効果的です。

コンディショナーとトリートメントを使う場合は、先にトリートメントをしてからコンディショナーで髪の毛をコーティングします。逆にするとトリートメントの効果が半減してしまうのでご注意を!

トリートメントやコンディショナーは、シャンプー後に余分な水気を取ってから付けます。ここで気をつけることは、トリートメントやコンディショナーは頭皮に付けないことです。そして付けてから少しの間髪の毛に浸透させるようにしましょう。

シャンプーの頻度はどのくらいがベスト?

シャンプーの頻度はどのくらいがベスト?
シャンプーの頻度についてはいろいろな意見がありますが、やはり清潔にすることが大切です。ただ、清潔とは決し根こそぎ落として無菌の状態をつくるということではありません。頭皮にはいい菌もいますし、皮脂もある程度必要になるので、この点を考慮する必要があります。

頭皮の皮脂量や代謝の高さには個人差があるので、一概に「この頻度!」とは言えませんが、毎日1回必ず洗っているけど頭皮がベタベタしたりするのであれば朝と夜の2回にするなど人によって調整すべきでしょう。

頭皮ケアには洗浄力が程よいアミノ酸シャンプーがおすすめ

シャンプーは頭皮に直接つけるものなので、使っているシャンプーが頭皮環境に大きく影響してきます。シャンプーの種類には主な洗浄成分の違いによって分けることができます。大きく分けてアルコール系(石油系界面活性剤)、石鹸系、アミノ酸系の3つです。

中でも石油系界面活性剤がメインのシャンプーは、安いですし、洗い心地もいいので多くの方が使っているのではないでしょうか?しかし、よほど脂性タイプでない限り避けた方がいいでしょう。洗浄力が強すぎますし刺激が強くて頭皮によくありません。

頭皮ケアにおすすめなのは低刺激で頭皮にやさしいアミノ酸シャンプーです。アミノ酸は人間の細胞や皮膚を作るたんぱく質を構成する要素です。そのため、アミノ酸シャンプーは頭皮への刺激を最低限に抑えることができます。

アミノ酸シャンプーの欠点として洗浄力が一番弱いという点があります。しかし、洗浄力の強さは2回に分けてシャンプーすることで対応できます。それに汚れを一度に一気に落とすよりも、2度洗いで徐々に落とした方が頭皮への負荷が少なくて済みます。

なので頭皮ケアにはアミノ酸シャンプーがおすすめです。

ただ、アミノ酸シャンプーであっても一緒に石油系界面活性剤が入っていたり、刺激が強い添加物を使っているものもあります。選び方には注意が必要と言えるでしょう。

まとめ

間違ったシャンプーの方法は、頭皮の臭いをキツくしてしまうだけでなく自浄作用を低下させてフケや炎症、抜け毛などの原因にもなります。

正しいシャンプーのポイントは以下の通り。

正しいシャンプーのポイント
  • 基本的に2度洗い(頭皮の状況によって1度だけでもOK!)
  • とにかくすすぎに時間を掛ける
  • 頭皮をマッサージするように洗う

特別な技術や道具を使うだけでなくいくつかのポイントを抑えるだけなので簡単ですね!

また、洗い過ぎは使っているシャンプーの種類によって大きく影響してくるので、できるだけ地肌にやさしい素材のシャンプーを使いましょう。

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